こんにちは!
株式会社SKBです。
愛知県名古屋市に拠点を構え、東海3県で防水工事を行っている業者です。
今回は、シート防水という防水方法について、そのメリットとデメリットをご紹介します。
シート防水は、屋上やベランダなどの防水によく用いられる方法で、合成ゴムや塩化ビニルなどのシートを下地に貼り付けることで防水層を作ります。
シート防水にはどのような特徴があるのでしょうか?
シート防水のメリット
シート防水には以下のようなメリットがあります。
耐久性が高い
シート防水は、熱や紫外線にも強い防水性シートを使用して施工するため、15年程度まで長持ちさせることが可能です。
塗膜防水と比べると耐久性に優れています。
工期が短い
シート防水は、工場で製造したシートを下地に被せて固定するだけなので、工期が短く済みます。
設置面積にもよりますが、おおよそ4~5日の短い期間で施工可能です。
下地を選ばない
シート防水は、既存の防水層を剥がさずに上から施工することができます。
下地の影響を受けにくい機械的固定工法を選べば、湿気や水分が溜まりやすい状態でも対応できます。
見た目がきれい
シート防水は、既製品のシートを固定する工法なので、見た目にムラが出来る心配はありません。
塗膜防水では職人の技術力によって仕上がりに差が出やすいですが、シート防水ではその心配はありません。
シート防水のデメリット
一方で、シート防水には以下のようなデメリットもあります。
複雑な形状には不向き
シート防水は、下地が平面的であれば施工しやすいですが、複雑な形状をしている場合には不向きです。
貯水槽や室外機などが多い場合や、一般家庭などの50㎡以下のベランダでは施工が難しい場合があります。
シート同士のつなぎ目に欠陥が生じる可能性
シート防水は、シート同士のつなぎ目部分に欠陥が生じる可能性があります。
接着剤やビスなどで固定する方法もありますが、それでも完全に密着させることは難しいです。
また、つなぎ目部分から雨漏りする場合もあります。
施工費用が高い
シート防水は、シート自体の価格や、施工に必要な機材や器具の費用がかかるため、塗膜防水やアスファルト防水と比べると施工費用が高い傾向にあります。
特徴に合わせた適切な施工が大切
シート防水は、その特徴に合わせて適切な施工を行うことが大切です。
シート防水には、接着工法と機械的固定工法の2種類の工法があり、それぞれの特徴は以下になります。
・接着工法
接着工法は、下地とシートの裏面の両方に接着剤を塗布して防水シートを貼り付ける方法です。
シートが下地に密着することで強度が高くなることや、ビスなどの器具を使わないことで見た目がきれいに仕上がります。
ただし、下地の状態によって施工性や耐久性が変わることや、接着剤の乾燥時間が必要な点には注意が必要です。
・機械的固定工法
機械的固定工法は、ビスや銅板器具を用いてシートを機械式に固定する方法です。
下地の影響を受けにくいことや、雨天でも施工でき、施工性に優れます。
ただし、ビスなどの器具が見える点や、施工時に振動や騒音が発生するため、近隣への配慮が必要な点には注意が必要です。
どちらの工法も一長一短がありますので、ご自宅の状況やご予算に合わせてお選びください。
愛知県の防水工事は株式会社SKB!
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